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2019年1月28日
やっと本が(ほぼ)完成しました。

昨年の12月頃から私の処女作、

「技術者・研究者のための特許の知識と実務」

の第3版を作成していたのですが、

本日、ほとんど完成しました。

あとは全体の最終確認を行い、問題なければ

いよいよ印刷屋さんで印刷され、取次へ搬入され、

その後、書店に並びます。

ネット書店も含めて実際に書店に並び始めるのは、2月の中旬の予定だそうです。

  

前回の第2版はIPDL→J-PlatPatの変更や
法改正に伴う内容変更が主なものでしたが、

今回の第3版は、本の構成を大きく変えました。

  

具体的には、より詳しい情報を示す

「さらに詳しく知りたい方のために」の部分が、

第2版では本文中に配置されていたのですが、

第3版では、「さらに詳しく知りたい方のために」の部分を

すべて巻末にまとめました。

これによって、本文は読みやすくなると思います。

  

それからJ-PlatPatの操作画面が変わったため、

第3版では、これに対応するための修正を行いました。

第2版の先行技術調査方法の解説の中で登場する
J-PlatPatの画面は古いのですが、

今回の第3版の先行技術調査方法の解説の中で登場する
J-PlatPatの画面は、現在利用できるものに対応しています。

また、今回の第3版では、最近の話題の話をコラムとして加えてみました。

例えば「いきなり!ステーキ」の発明についてですとか、

特許第5946491号公報の図3より引用

ペコちゃん人形、ヤクルト、コーラのビン、きのこの山の立体商標を、取り上げてみました。

この本は、私の技術者時代の経験と、特許業界に転じてから得た知識や経験を掛け合わせて、

技術者・研究者としてこれだけは知っておくべき、

そしてここまで 知っている必要はないという観点から、

主に企業や研究機関に所属している技術者・研究者が

身につけるべき特許の知識を過不足なく提供することを目的として、

特許に関する基礎的知識とそれに基づく実務的知識を解説したものです。

自分で言うのも何ですが、

技術者や研究者の方が読むべき特許本の中では最高の1冊だと、

自負しております。

 

このブログを呼んでいる方は、企業の知財部の方が多いと思います。

ぜひ、発明者の社内研修用のテキストとして利用頂ければと思います。

   

一応、Amazonへのリンクを貼っておきます。

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